【ビジネス書】『アウトプット大全』の紹介
こんにちは、KAMIYAです。
今回は、樺沢紫苑さんの『アウトプット大全』(サンクチュアリ出版)を紹介します。
読んでみた結果、非常に良書でした。
人生の教科書といっても過言ではないくらいです。
本記事では、
- 『アウトプット大全』を読むべき理由が分かります。
- アウトプットの能力を鍛える方法を知ることができます。
- 自己成長する方法が分かります。
『アウトプット大全』を買おうか迷ってる人、新しい本を探してる人は ぜひ最後まで読んでみて下さい。
『アウトプット大全』の概要
本書は、「知識を上手くアウトプットすることで人生が大きく変わる」ということ示してくれる本です。
本の構成として、見開きでアウトプットの極意がまとめられていて、非常にわかりやすいと感じました。
「人生の教科書」といえる一冊だと言えます。
本書のポイント
アウトプットの基本
本書の中でアウトプットの基本(基本法則)として以下の4つが挙げられています。
・2週間に3回使った情報は、長期記憶される
・出力と入力のサイクル「成長の螺旋階段」を上る
・インプットとアウトプットの黄金比は3:7
・アウトプットの結果を見直し、次にいかす
ちなみに、筆者のいうインプットとは勉強のみならず、YouTubeやマンガ、映画なども含みます。
これらは意識しなければ、ただ単に受け取る(インプットする)だけのものです。
しかし、科学的にインプットとアウトプットの割合は3:7が理想的とのことです。
アウトプットを積極的にしたほうが自己成長しやすいのです。
アウトプットの具体例
昨日の出来事を話すのも、立派なアウトプット
アウトプットが苦手な人はこれからスタートしてみましょう。
みたこと・聞いたこと・経験したことなどを家族や友人に話すことで、脳の活性化や記憶の定着につながるそうです。
個人的に、コツは自分の意見を1つで良いので盛り込むことです。
タイピングよりも圧倒的な手書きの効果
科学的に、手で書くほうが長期記憶の定着しやすさや、新しいアイデアの思いつきやすさなどにおいて効果があると実証されています。
近年は、毎日 目まぐるしくIT化が進んでいるのでパソコンやスマホでメモをする人も増えていると思います。
勉強においては手書きのほうが効率的なようです。
初めは、紙とペンで「アイデア出し」から
本書では抽象化はアナログで、具体化はデジタルで、というように おすすめされています。
先述した通り、紙とペンなどアナログでの作業は脳が活性化されてアイデアが出やすくなります。
逆に、パソコンやスマホなどのデジタルでの作業は、アイデアを具体的な形にしていく作業に向いているそうです。
ですので、作業段階に合わせてアナログとデジタルを使い分けてみましょう。
アウトプットのトレーニング法
本書では、アウトプットの能力をトレーニングする方法が紹介されています。
- 日記を書く
- 健康について記録する
- 読書感想文を書く
- SNSにて情報発信する
- ブログを書く
このような方法でアウトプットは鍛えられます。
1つひとつの詳細は本書で紹介されているので、気になった方は ぜひ確認してみて下さい。
【参考】実践した感想
私自身、日々 取り組んでいるのが「日記」です。
私は、個人的に樺沢紫苑さんのファンで、よくYouTubeも拝見しています。
そこでも よくおすすめされているのが「3行日記(ポジティブ日記)」です。
私は日記を書くのが習慣化されて以降、物事を論理的に理解する力が向上してきたと感じています。
また、クリティカルシンキング(批判的思考)の習慣が身に付きました。
日記を書くことで、様々な効果が得られると思いますので、皆さんも ぜひ今日から始めてみて下さい。
まとめ
いかがでしたか。
「アウトプットを通して自己成長していきたい人」は必ず『アウトプット大全』を読むべきだと思います。
「現実」はアウトプットでしか変わらない
著者の樺沢紫苑さんは、インプットでは脳内世界しか変わらず、アウトプットをして ようやく現実が変わると述べられています。
ぜひ、一家に一冊 買って読んでみて下さい。